季節を問わず私たちの肌を蝕む紫外線。
そこで欲しいのが「遮光率100%の帽子」です。
日傘でも良いんですが、人が多い観光地だと邪魔になったりするので帽子があると安心です。
遮光率100%の帽子を買うときに候補にあがるのが「サンバリア100」と「ロサブラン」の2大ブランド。
今回は「ロサブラン」のキャスケットを2つご紹介します!


どっちも同じじゃない??
それが、同じ形・色も同じブラックで微妙に違う商品が出ているのです。
通気性を重視した「ツバ裏遮光タイプ」(右)と
頭皮も完全に守る「総遮光タイプ」(左)です。
この記事ではそれぞれのメリット・デメリットを比較し、おすすめの理由をお話します。
遮光帽子選びの参考になれば幸いです。
\こっちがつば裏のみ遮光/
\こっちが総遮光/
ロサブランのキャスケットの特徴
ロサブランのキャスケットは遮光範囲の広さと型崩れのしにくさがポイントです。


ツバが12cmと長いため顔全体を日差しから守ってくれます。
「ツバで視界狭くなるかな~」と思ったのですが、素材がしっかりしているのでツバが垂れてこなくて視界良好でした。
形崩れしにくいのもおすすめポイント。
ワイヤーが入っていないため折りたたむことができます。そしてきちんと元に戻せる。最高です。


\メリット・デメリットは以下です/
デザインは人によって好みが分かれるかもしれませんが、私は好きです。
ロサブランのほかのハットも持っていますが、キャスケットのほうが使用機会が多いです。
ちなみに今回ご紹介しているキャスケットは「広つばキャスケット(12cm)」ですが、「中つばキャスケット(7.5cm)」も存在するので買う時注意してくださいね!


選んだ理由 /「ロサブラン」と「サンバリア100」の比較
サンバリア 100でもキャスケットは売っています(画像引用:SUN BARRIER 100 キャスケット)
遮光性は「ロサブラン」も「サンバリア 100」もしっかりしているので、他の違いが気になりますよね。


1. ワイヤーの有無
ロサブランとサンバリア100の違いの1つに「キャスケットのツバにワイヤーが入っているかどうか」があります。
【ロサブランの特徴】
ツバの長さ:12cm
ツバ周り:ワイヤーなし
遮光素材:総遮光タイプとツバ裏遮光タイプがある(のちほど解説)
カラー:2種類(ブラック・ダンガリーグレー)
【サンバリア100の特徴】
ツバの長さ:12.5cm
ツバ周り:ワイヤーあり
遮光素材:表に総遮光生地・裏はポリエステル
カラー:2種類(ブラック・フロストグレー)
ワイヤーがあると風に強く、ツバが折れにくいメリットがあります。
しかし一度折れてしまうと使い物にならなくなるというデメリットも。
\ワイヤーが折れた帽子/


私は以前別のワイヤー入り帽子を購入した(上記)のですが、ツバが折れた後は視界を塞ぐだけのツバになりあまり使えませんでした。
一方ワイヤーの入っていないロサブランのキャスケットでは、風にあおられてもすぐに元に戻ります。
長期間使用することを考えると、個人的にはワイヤーがない方が良いと思います。



ちなみにツバが折れにくい帽子をなぜ折ってしまったかというと、カバンの中でつぶしてしまったからです…!
表布地の光沢感
表面の素材も異なります。
ロサブランは光沢が少なく、サンバリア100は若干の光沢があります。
カジュアル以外の服も着る方は、相性的に光沢が少ないロサブランの方が服に合わせやすいと思います。(とはいえ若干の違いなのでそこまで気になる点ではないですが)
というわけで、私はロサブランおすすめだと思います。
私はキャスケットを紛失したときサンバリア100ではなくロサブランを再購入したんですが、それもロサブランが気に入ってるからですね。
\帽子無いと晴天の観光地で死ぬから即買った/





その後失くしたと思ったキャスケットは見つかったので、似た帽子が2つになってしまいこの記事を書くに至りました
次はロサブランの2種類のキャスケットを比較していきましょう!
「ツバ裏遮光」のメリット・デメリット
ツバ裏遮光は、通気性を重視して表は黒布、裏のツバにのみ遮光素材を使用したタイプです。


表は光を反射しにくい素材で、落ち着いた印象があります。
\写真の帽子はこちら/
\グレーも可愛いんですよね…!/
「総遮光」のメリット・デメリット
総遮光タイプは、頭皮まで守ることを重視して、表と裏の両面に遮光素材を使用しています。


表面はツバ裏遮光タイプと比較して若干の反射があります。ほとんど誤差の範囲ですが。
デメリットに「蒸れるかもしれない」と書きましたが、通気性の良いタイプと比較した場合なので、普通の帽子だと考えれば私は気にならなかったです。しっかりした素材で形を保っているおかげで、髪の毛をぎゅっと押しつぶすこともないですし。
\写真の帽子はこちら/



お散歩や通勤などのラフな用途は「ツバ裏のみ遮光タイプ」、一日外にいて完全対策したい場合は「総遮光タイプ」がおすすめです!
2種類の「見た目」「使いやすさ」比較レビュー!
「ツバ裏遮光タイプ」「総遮光タイプ」はそれぞれメリット・デメリットがあるので、好みや用途に合わせて選ぶといいでしょう。
その上で、気になるのは毎日心地よく使えるかの使用感ですよね。
という訳で1年使った私による口コミ兼レビューをどうぞ!



さくっと写真付きでレビューします!
1. 表布地の素材感
若干、総遮光タイプのほうが光沢があります。
ツバ裏遮光タイプの方が光を反射しにくく黒く見える気がします。


左:総遮光タイプ 右:ツバ裏遮光タイプ
2. やわらかさ
ツバ裏遮光タイプのほうが触り心地が柔らかいです。生地が薄いのかも。


左:総遮光タイプ 右:ツバ裏遮光タイプ
私はツバ裏遮光のへにゃっとした被り心地が好きですが、被っている時風で形が変わらないのは総遮光な印象でした。しっかりしています。
3.ツバまわりの縫い方
よく見ると、ツバの縫い方が総遮光タイプの方が太めです。
だから丈夫でしっかりした触り心地&被り心地なのかもしれません。


左:総遮光タイプ 右:ツバ裏遮光タイプ
4. 裏地は一緒
裏地は両商品とも一緒の素材です。裏地は柔らかい布なので、擦れて音が鳴ることもないです。


おでこに当たる部分にファンデーションが付着するので、たまに中性洗剤(洗濯洗剤薄めればOK)で洗ってあげてください。きれいになります。
おすすめの選び方
「とはいえ何を買おうかまだ迷ってしまう」という方!
もし遮光帽子を1つも持っていない場合、私のおすすめは「ツバ裏のみ遮光タイプ」のブラックです。
通気性が良いので「蒸れて失敗した」と感じるリスクが少なく、光沢が少なく見た目が良いので服に合わせやすいからです。
2つ買うなら「ツバ裏のみ遮光タイプ」のグレーと「総遮光タイプ」のブラックをおすすめします。
服の系統にもよりますが、ロサブランのダンガリーグレーが結構可愛いんですよ!
別の形で同じダンガリーグレー素材を使った帽子ももっているのですが、涼しげで上品でいい色です。
\グレーの色を見たい場合はこちらでレビューしているのでどうぞ!/


2つのタイプと2つの色があることで、季節や日によって遮光タイプを変え、気分によって色を変えられるチョイスかなと思います。ただし1つ1万円くらいするので贅沢な選択肢になってしまいますが。
まとめ
ロサブランの完全遮光キャスケットのレビュー、そして比較はいかがでしたか?


「ロサブラン」と「サンバリア100」のキャスケットを比較すると、ロサブランはワイヤーが入っていないため折りたたみが容易で長持ちします。光沢も少なくいろんな服装に合わせやすいため、個人的にはロサブランがおすすめです。
ロサブランのキャスケット「ツバ裏のみ遮光タイプ」と「総遮光タイプ」を比較すると、ツバ裏のみ遮光タイプは通気性が良く見た目も良いため、初めての遮光帽子におすすめです。
一方、総遮光タイプは頭のてっぺんまで紫外線から守ることができるので、頭皮や髪の毛の傷みに敏感な方はこちらのほうが良いでしょう。
遮光帽子を選ぶ際には、自分のスタイルや好み・用途に合わせて選んでくださいね!
この記事があなたの最適な選択の助けになれば幸いです。



以上!ヒカリビタミンでした!
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おわり。
▼ツバ裏のみ遮光タイプ:シャンブレーブラック
▼ツバ裏のみ遮光タイプ:ダンガリーグレー
▼総遮光タイプ:シャンブレーブラック